キタコ製パーツで快速マシンを作る GROM向上委員会(5)-2
キタコ製パーツで快速マシンを作る GROM向上委員会
編集部山ノ井がとことん乗り込んだGROMをどういじるのか!? リアルユーザーの一人として「使える」ネタ満載でお届けするGROM向上委員会。遂にエンジンが完成!!
ハイカムも投入!!
キタコ ハイカムシャフト タイプ2
¥9,800(税抜)
中速域でパワーアップしたい方はタイプ1がオススメ
キタコ ハイカムシャフト タイプ1 ¥9,800(税抜)
ハイコンプピストンに合わせハイカムも投入!!タイプ1とタイプ2の2種類がリリースされており、今回はより高速域で伸びるタイプ2を投入。カムでの変化はこれまでモンキー系でも体感したことがあり、かなり期待大!! ハイコンプピストンと合わせる事で一体全体どんな性能、走りになるのか楽しみでしょうがない!!
(左:キタコ製) (右:純正)
ヘッドを洗浄してカムジャーナル、カムシャフトのベアリングなど各部にオイルを塗布し、キタコ製カムシャフトを取り付けていきます。
ロッカーアームを取り付けます。写真のようにIN、EXの刻印がありますのでお間違えのないように!! 外した行程の逆の手順で組んでいきます。
ロッカーアームシャフトは写真のような向きに装着し、ロッカーアームカムシャフトセットプレートを取り付けて完成です!!
カムチェーンが腰下に落ちないように引き上げながらヘッドを装着します。カムチェーンが落ちてしまった場合はマグネットツール等を使って救出しましょう。
ヘッドを締め付けます。ワッシャーを入れてナットを取り付けます。(進行方向右下のみ銅ワッシャー)規定トルク24N・m。4本均等に対角線上に数回に分けて締めましょう。
フライホイールを回して、クランクケース側の切り欠きとフライホイールのTマークを合わせ上死点を出します。カムスプロケットの○マークとヘッドの合わせマークを合わして、カムスプロケットを取り付けます。
圧縮上死点って なんだ?
上死点とはピストンが1番上にある状態のこと。この時、吸排気バルブは完全に閉じている状態。もし、バルブタイミングがずれてしまっている場合、エンジンから異音がしたり、エンジンが掛からなかったり、バルブが突いて曲がったりと最悪ブローという場合もあるのでしっかり合わせましょう
ユニバーサルホルダーを使いカムスプロケットを固定して本締めします。規定トルクは27N・m
シリンダーヘッドボルトを締めます。規定トルクは10N・m。シリンダー組み込み時に締めたくなりますが、ヘッドナットを締めた後になるので順番をお間違いのないように!
タイミングホイールキャップは6N・m、クランクシャフトホールキャップは8N・mで締め込みます。最後にカムスプロケットカバーを取り付け、ほぼ終了です。
シックネスゲージを使い、バルブクリアランスを調整していきます。INは0.10±0.02mm、EXは0.17±0.02mm。引き抜くのに若干抵抗がある感じ…、といえば分かりやすいかな。
なんとな~くですがエンジンの重さを測ってみました
そこに体重計があったから…、という単純な理由ですが、各部パーツも変更するということで測ってみました。純正が約22キロで、各キットを組み込んだあとが約21.6キロと、少~しだけ軽量になりました。
つづく
編集部山ノ井がとことん乗り込んだGROMをどういじるのか!? リアルユーザーの一人として「使える」ネタ満載でお届けするGROM向上委員会。遂にエンジンが完成!!
ハイカムも投入!!
キタコ ハイカムシャフト タイプ2
¥9,800(税抜)
中速域でパワーアップしたい方はタイプ1がオススメ
キタコ ハイカムシャフト タイプ1 ¥9,800(税抜)
ハイコンプピストンに合わせハイカムも投入!!タイプ1とタイプ2の2種類がリリースされており、今回はより高速域で伸びるタイプ2を投入。カムでの変化はこれまでモンキー系でも体感したことがあり、かなり期待大!! ハイコンプピストンと合わせる事で一体全体どんな性能、走りになるのか楽しみでしょうがない!!
(左:キタコ製) (右:純正)
ヘッドを洗浄してカムジャーナル、カムシャフトのベアリングなど各部にオイルを塗布し、キタコ製カムシャフトを取り付けていきます。
ロッカーアームを取り付けます。写真のようにIN、EXの刻印がありますのでお間違えのないように!! 外した行程の逆の手順で組んでいきます。
ロッカーアームシャフトは写真のような向きに装着し、ロッカーアームカムシャフトセットプレートを取り付けて完成です!!
カムチェーンが腰下に落ちないように引き上げながらヘッドを装着します。カムチェーンが落ちてしまった場合はマグネットツール等を使って救出しましょう。
ヘッドを締め付けます。ワッシャーを入れてナットを取り付けます。(進行方向右下のみ銅ワッシャー)規定トルク24N・m。4本均等に対角線上に数回に分けて締めましょう。
フライホイールを回して、クランクケース側の切り欠きとフライホイールのTマークを合わせ上死点を出します。カムスプロケットの○マークとヘッドの合わせマークを合わして、カムスプロケットを取り付けます。
圧縮上死点って なんだ?
上死点とはピストンが1番上にある状態のこと。この時、吸排気バルブは完全に閉じている状態。もし、バルブタイミングがずれてしまっている場合、エンジンから異音がしたり、エンジンが掛からなかったり、バルブが突いて曲がったりと最悪ブローという場合もあるのでしっかり合わせましょう
ユニバーサルホルダーを使いカムスプロケットを固定して本締めします。規定トルクは27N・m
シリンダーヘッドボルトを締めます。規定トルクは10N・m。シリンダー組み込み時に締めたくなりますが、ヘッドナットを締めた後になるので順番をお間違いのないように!
タイミングホイールキャップは6N・m、クランクシャフトホールキャップは8N・mで締め込みます。最後にカムスプロケットカバーを取り付け、ほぼ終了です。
シックネスゲージを使い、バルブクリアランスを調整していきます。INは0.10±0.02mm、EXは0.17±0.02mm。引き抜くのに若干抵抗がある感じ…、といえば分かりやすいかな。
なんとな~くですがエンジンの重さを測ってみました
そこに体重計があったから…、という単純な理由ですが、各部パーツも変更するということで測ってみました。純正が約22キロで、各キットを組み込んだあとが約21.6キロと、少~しだけ軽量になりました。
つづく