掟破りの2スト連載!? NSR50で80´sに原点回帰 No.2 (1)
4ミニ大好き! マガジンの本誌ですが、掟破りの逆サソリ状態で2ストのNSR50でレース参戦連載です。浅草の老舗革ジャンメーカー『カドヤ』さんのレクリエーションマシンをセットアップしてレース参戦していきます!
PHOTO&TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)
SPECIAL THANKS:オートボーイSS ︎029-874-7282 http://www.autoboyss.com
フロントフォークのオーバーホール&カスタムが終ったところで、今回はフロントブレーキの点検&見直しに移ります!
キャリパーを外してパッドを抜いてピストンを見てみると、やはり汚れていました。そこで洗浄&磨きで汚れを落とします
ピストンシールを新品に交換することでピストンの動きを新品時に復活させます。ハンガーピンも磨いてグリスアップを忘れずに
右が今まで使用していたブレーキパッドですが、パッド面が欠けてました。左の新品のデイトナ製ゴールデンパッドに変更します
ブレーキキャリパーのオーバーホールが完成です。各部のグリスアップもしたので動きは新品同様に復活となりました!
ブレーキフルードは真っ黒!どうしても熱でやられちゃう部分なので、このように黒くなっていれば即フルード交換となります。新品のフルードと見比べればその汚れは一目瞭然でしょう。当然、性能にも差が出るところです!モノクロで分かりにくいかな?
オイル漏れの修復
オートボーイ知恵袋その1
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転倒するとホイールシャフトのネジ部分が削れてしまって、最悪の場合は外すのが困難になってしまいます。それを回避するためにもナットをフクロナットに変更しておくのが吉
オートボーイ知恵袋その2
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純正のラジエーターキャップをより高性能なタイプに変更しておくと、負荷がかかった時の限界値を高めることが可能に。ボアアップしたりチューンをしたエンジンに有効ですよ
ガソリンコックのつまみ部分がなくなっていて、今まではプライヤーでオン/オフしていたようなのです。これでは使い勝手が悪い上に、レース時にも車検は通らないわ...、ということでコックのつまみ部も取り付けておきました。些細な部分も大事です
フロントブレーキもフルオーバーホール
前回はオートボーイさんでフロントフォークのオーバーホール&カスタマイズをしてもらいましたが、今回はその続きでフロントブレーキ&更なるカスタマイズ&メンテナンスを行います。なにせ乗りっぱなしだった車両ですので、レース中に何か不都合が出ては困りますしね。特にフロントブレーキ周りは慎重に行いたい部分!そこでブレーキパッドはすこぶる効きが良くてコントロール性も抜群なデイトナ製ゴールデンパッドに変更。汚れたブレーキフルードは当然新品交換で、ピストンシールセットも新品にしました。ここまでやれば完璧!そしてエンジンのオイル漏れや、なくなっていたガソリンコックを付けるなどして、より車体をまともな方向へ。更にホイールシャフトのナットはフクロナットに交換することで転倒時にシャフトが削れることを防止させるなどの“レース屋稼業”オートボーイさんならではのアイデアも投入。次回は遂に走り出します!
「ほら、引きずらないで
「ホントっすねー」 回るようになったろ~」
~NSR50で80´sに原点回帰 No.2 (2)へつづく~
PHOTO&TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)
SPECIAL THANKS:オートボーイSS ︎029-874-7282 http://www.autoboyss.com
フロントフォークのオーバーホール&カスタムが終ったところで、今回はフロントブレーキの点検&見直しに移ります!
キャリパーを外してパッドを抜いてピストンを見てみると、やはり汚れていました。そこで洗浄&磨きで汚れを落とします
ピストンシールを新品に交換することでピストンの動きを新品時に復活させます。ハンガーピンも磨いてグリスアップを忘れずに
右が今まで使用していたブレーキパッドですが、パッド面が欠けてました。左の新品のデイトナ製ゴールデンパッドに変更します
ブレーキキャリパーのオーバーホールが完成です。各部のグリスアップもしたので動きは新品同様に復活となりました!
ブレーキフルードは真っ黒!どうしても熱でやられちゃう部分なので、このように黒くなっていれば即フルード交換となります。新品のフルードと見比べればその汚れは一目瞭然でしょう。当然、性能にも差が出るところです!モノクロで分かりにくいかな?
オイル漏れの修復
実はミッションオイルが若干漏れていたNSR。原因を探るとミッションギアシフトスピンドルのオイルシールがヘタっていたようで、そこから漏れてました。モンキー系エンジンのオイル漏れもここのシールから漏れている車両が多いので、チェックしてみると良いぞ
オートボーイ知恵袋その1
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転倒するとホイールシャフトのネジ部分が削れてしまって、最悪の場合は外すのが困難になってしまいます。それを回避するためにもナットをフクロナットに変更しておくのが吉
オートボーイ知恵袋その2
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純正のラジエーターキャップをより高性能なタイプに変更しておくと、負荷がかかった時の限界値を高めることが可能に。ボアアップしたりチューンをしたエンジンに有効ですよ
ガソリンコックのつまみ部分がなくなっていて、今まではプライヤーでオン/オフしていたようなのです。これでは使い勝手が悪い上に、レース時にも車検は通らないわ...、ということでコックのつまみ部も取り付けておきました。些細な部分も大事です
フロントブレーキもフルオーバーホール
前回はオートボーイさんでフロントフォークのオーバーホール&カスタマイズをしてもらいましたが、今回はその続きでフロントブレーキ&更なるカスタマイズ&メンテナンスを行います。なにせ乗りっぱなしだった車両ですので、レース中に何か不都合が出ては困りますしね。特にフロントブレーキ周りは慎重に行いたい部分!そこでブレーキパッドはすこぶる効きが良くてコントロール性も抜群なデイトナ製ゴールデンパッドに変更。汚れたブレーキフルードは当然新品交換で、ピストンシールセットも新品にしました。ここまでやれば完璧!そしてエンジンのオイル漏れや、なくなっていたガソリンコックを付けるなどして、より車体をまともな方向へ。更にホイールシャフトのナットはフクロナットに交換することで転倒時にシャフトが削れることを防止させるなどの“レース屋稼業”オートボーイさんならではのアイデアも投入。次回は遂に走り出します!
「ほら、引きずらないで
「ホントっすねー」 回るようになったろ~」
これで走行に不安な要素は取り除かれた!
あとは走って確認するのみ!
あとは走って確認するのみ!
~NSR50で80´sに原点回帰 No.2 (2)へつづく~