Monkey Z50A フルレストア電撃作戦【16】
MonkeyZ50A フルレストア電撃作戦 FINAL MISSION
“レストアライター”ことナンディ小菅の元にガソリンの匂いと共に訪れた新たなミッション。それは弾よりも美しく、愛よりも危険なA型モンキー。華麗なるフルレストア電撃作戦完了!見事に蘇った車体をとくとご覧アレ!!
今日はココから
エンジンやキャブレターといったアルミパーツはケースまで全てを内海工業さんによりウエットブラスト仕上げ。シリンダーのみガンコートでブラックに塗装しました。
希少な純正ハンドルは実は右側が少し曲がっていたのに後半で気付くという大失態をおかしたのですが、加工を得意とする216motoring小林さんに修正していただきました。
フレームの赤やフェンダーのシルバーは二十世紀屋さんに よるパウダーコート仕上げ。ウレタンよりも皮膜が強く、そして艶のある仕上がりに大満足です。
マフラーはサイレンサーに穴が空いていたために丸々作り直ししようとも思いましたが、マフラーパテで埋めて耐熱スプレーを吹いておきました。前後ブレーキワイヤー&メーターワイヤーは当然灰色のものは純正で用意出来ずリプロ品を使用。
A型のシートは特殊なアンコのためにあんこ抜きや『ゲルザブ埋め込み』ができず、『ゲルザブ貼り付け』を施しました。これでロングツーリングも楽しめます。
半世紀振りに復活したA型モンキー
これまでも誌面で4Lと5Lの2台のモンキーをレストアしてきましたが、どちらもベースは相当ボロボロな状態からでした。今回のA型モンキーもいくつかのパーツが欠品していたものの、48年も経っているとは思えぬ状態でした。といってもしっかりと走れるようにゴムや、ベアリング関係は全て新品にしました。外装にはABSやプラパーツが使われていない、昔の車体特有のオールスチール製だったということで、裏側の錆などを落とせば使用することが出来ました。純正、当時の塗装も希少だとは思いましたが、せっかくレストアするならばと考え、フレームからリペイントしました。タンクはあえて純正、当時のままにしたことで、ピッカピカの状態にするのではなく“少しだけ当時のヤレ感”を残してあるのが今回のコダワリ。
車体のバラしから組み上げは太洋モータースさんで。エンジンは排気量の変更はしませんでしたが、全バラしあかおぎさんの高い技術で組み直し。内海工業さんでは全ての鉄パーツにサンドブラストを、そしてアルミパーツにはウエットブラストを施しました。塗装は全てパウダーコート仕上げで、シリンダーにはガンコートを二十世紀屋さんでかけました。組み上げ時には電装で行き詰まってしまいましたが、そこは多くの連載でもお世話になっている216モトリングの小林さんにより原因も究明。最後の仕上げとなるシートは丸直さんにお願いしました。いつも助けて頂いている各ショップさんのおかげで、ようやくA型モンキーもここに大完成。応援して頂いた読者の皆様もありがとうございました!!
“レストアライター”ことナンディ小菅の元にガソリンの匂いと共に訪れた新たなミッション。それは弾よりも美しく、愛よりも危険なA型モンキー。華麗なるフルレストア電撃作戦完了!見事に蘇った車体をとくとご覧アレ!!
今日はココから
エンジンやキャブレターといったアルミパーツはケースまで全てを内海工業さんによりウエットブラスト仕上げ。シリンダーのみガンコートでブラックに塗装しました。
希少な純正ハンドルは実は右側が少し曲がっていたのに後半で気付くという大失態をおかしたのですが、加工を得意とする216motoring小林さんに修正していただきました。
フレームの赤やフェンダーのシルバーは二十世紀屋さんに よるパウダーコート仕上げ。ウレタンよりも皮膜が強く、そして艶のある仕上がりに大満足です。
マフラーはサイレンサーに穴が空いていたために丸々作り直ししようとも思いましたが、マフラーパテで埋めて耐熱スプレーを吹いておきました。前後ブレーキワイヤー&メーターワイヤーは当然灰色のものは純正で用意出来ずリプロ品を使用。
A型のシートは特殊なアンコのためにあんこ抜きや『ゲルザブ埋め込み』ができず、『ゲルザブ貼り付け』を施しました。これでロングツーリングも楽しめます。
半世紀振りに復活したA型モンキー
これまでも誌面で4Lと5Lの2台のモンキーをレストアしてきましたが、どちらもベースは相当ボロボロな状態からでした。今回のA型モンキーもいくつかのパーツが欠品していたものの、48年も経っているとは思えぬ状態でした。といってもしっかりと走れるようにゴムや、ベアリング関係は全て新品にしました。外装にはABSやプラパーツが使われていない、昔の車体特有のオールスチール製だったということで、裏側の錆などを落とせば使用することが出来ました。純正、当時の塗装も希少だとは思いましたが、せっかくレストアするならばと考え、フレームからリペイントしました。タンクはあえて純正、当時のままにしたことで、ピッカピカの状態にするのではなく“少しだけ当時のヤレ感”を残してあるのが今回のコダワリ。
車体のバラしから組み上げは太洋モータースさんで。エンジンは排気量の変更はしませんでしたが、全バラしあかおぎさんの高い技術で組み直し。内海工業さんでは全ての鉄パーツにサンドブラストを、そしてアルミパーツにはウエットブラストを施しました。塗装は全てパウダーコート仕上げで、シリンダーにはガンコートを二十世紀屋さんでかけました。組み上げ時には電装で行き詰まってしまいましたが、そこは多くの連載でもお世話になっている216モトリングの小林さんにより原因も究明。最後の仕上げとなるシートは丸直さんにお願いしました。いつも助けて頂いている各ショップさんのおかげで、ようやくA型モンキーもここに大完成。応援して頂いた読者の皆様もありがとうございました!!