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4ミニ大好きマガジン「モトモト」…たま~に熱帯魚
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ja
Fri, 20 Sep 2019 17:00:00 +0900
Sat, 30 Mar 2019 11:47:54 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(18)
5L モンキー 復活 大作戦!
完全復活!!
After
Before
貰って来た状態がコチラ。モンキー初代の50周年には及びませんが、1985年製6V後期の初代モデルなので32年モノですね
After
エンジンはケースまでバラすつもりでいたのですが、意外にもあっさりかかってしまったので作業が大幅に短縮できました! オールブラックでペイントした上にデイトナ製の耐ガソリンペイントのクリアーで仕上げました。
Before
丸直さんのウェルダー加工によって、シート上面に至ってもまるで純正のようにしか見えない仕上がりに! 表皮はAL-2とWR-2という黒のみ対応しています!
ノーマルに見えてカスタム これぞノーマル風の真髄です!
当初、キャブもマフラーも付いていなかったのに、最初の状態からしてエンジンが普通にかかったのにはちょっとビックリしました。ホイールをはじめ、あちこち錆びていたし、正直言って使えるのはフレームとスイングアーム、それにフロントフォークくらいだと思っていました。メインハーネスが無事だったのはラッキー。今回のように6Vエンジンを動かそうとするのであれば、ポイント調整だけは必須です。
フレームをはじめ、ほぼ全ての鉄とアルミパーツは内海工業さんでサンドブラストを当てた後、二十世紀屋さんでブラックにパウダーコートしました。全てのベアリング関係も太洋モータースさんで打ち換えし、ブレーキシューやチェーンスライダーなどは新品に。今後の拡張性を考えれば12Vに変更してしまうことも考えましたが、レストアであればエンジンはスタンダード状態の方が良いと判断して、6Vのままにしました。216motoring小林さんの手によってタンクとサイドカバーもリペイント。丸直さんでシートも張り替えて大完成です!!
ガソリンタンクとサイドカバーは216motoring小林さんにペイントしてもらいました。RCB風のパターンでカラーはナンディさんの思い描くホンダのイメージカラー
サイドカバーのロゴはLimitedの文字をインスパイアさせたRestration。シルバー部分は刷毛を使った手法で木目風に仕上げてます!
ハンドル関係はパウダーコート仕上げですが、スイッチボックスだけは純正のブラック。そういえばこのスイッチが手元にあったので各所をブラック仕上げにしようと思ったのでした!
モンキー50th レストア!
協力SHOP
太洋モータース http://www.taiyo-motors.com
内海工業 http://uchiumi-yachiyo.jp/
二十世紀屋 http://www.20th-ya.com
216motoring https://www.instagram.com/216motoring/?hl=ja
丸直 http://www.marunao.co.jp/bik
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Fri, 20 Sep 2019 17:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(17)
5L モンキー 復活 大作戦!
******************************FINAL*
ヤレ具合はそれなりに酷い5Lモンキーを貰ってきて蘇らせる連載企画。モンキーも今年で50周年メモリアルイヤーに間に合いました!
プロジェクトリーダーNANDY小菅
モンキーはこれで一段落ですが、現在CB750KとTZR250SPRのカスタム&レストアもやってます。焼き付いたモトコンボも同時進行で直さなきゃ!
今日はココから
これが最初に付いていたシート。
ちょっと色あせているもののまだ使えると思っていたら、指で押した瞬間破けました。古いシートなので仕方ないですね…
丸直さんのオーダーシートに別紙追加でイラストも添付。車体色に合わせてシルバーのパイピングを入れ、あとは純正に見えるような感じです。
まずはアンコに合わせて裁断するために採寸します。シートを立体的に考えながら、この時に縫い目なども検討されます。
裁断されたパーツがコチラ。ノーマルとほとんど同じような感じですね。座面はウェルダー加工されているものを使用します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウェルダー加工されている座面にはまずシルバーのパイピングが縫製されていきます!
縫製が終わると張り込み作業。モンキーの低板は鉄なので、純正の爪に引っ掛けるタイプです。
ノーマルシート同様に片面につき6個ずつ鋲を打って、よりノーマルらしさを出してみました。モンキーのAB27シートと思わせて、実は張り替えシートというのが狙い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ノーマルよりも表皮に艶がありますね。しかし最大の違いはふっくらと仕上げられていることでしょう。ヘタったシートも丸直さんで張り替えれば綺麗に蘇りますよ!
丸直シート張替料金例
1.基本料金 ¥3,000
2.パイピング(1本) ¥500
3.ウェルダータックロール ¥4,000
4.金属ベース ¥2,000
5.鋲(12個) ¥1,080
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合計 ¥10,580(税抜)
※この見積もりはあくまでも概算で正式な金額ではありません。元々のシートの状態等で料金が変わる場合があります
シートも完成して作業は終了
完成形態は次回にて!!
216motoring小林さんによってタンクとサイドカバーをオールペイントして頂いたものの、シートがそのままでは完成しない! 車体の中でも中央に位置しているシートはカスタムにおいて重要な部分だったりします。そこで丸直さんにシートの張り替えをお願いすることに。破けているシートも張り替えれば見違えるように出来ますし、レストアなのでまだ使えるシート底板やアンコなどの純正部分は活かしたいという思いもあります! 今までもいくつものシートを丸直さんで張り替えてきたナンディさんですが、今回は昨年から始まったウェルダー加工を初オーダーしてみました。糸で縫うタックロール加工とは違い、型押し仕上げなのでまるで純正のような形状に出来て、しかも雨水の浸みこみも防げますよ!
https://motomoto.motocoto.jp/e1170.html
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Thu, 19 Sep 2019 20:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(16)
5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
今日はココから
①~⑦はコチラ
⑧赤を入れていきます。ベースに多少赤が乗っていますが、上から黒を吹くので問題なし。銀を吹いたのは赤のノリを良くするためでもあります。白や銀を下に吹いておくと色のノリが良くなるのです.
⑨赤を乾燥させたら、その赤部分をマスキングして覆います。銀ライン、黒文字、赤ラインの全てを覆った形です。
⑩上から全体に黒を吹きました。もちろんタンクの下側のトンネル部分にも黒を吹いておくのも忘れません!
⑪マスキングが剥がせるぐらいまで黒が乾燥したら、いよいよ完成も間近! マスキングテープを剥がしていくと次第に他の色が出てきて、たーのしー!!
⑫最初にマスキングした銀ラインのマスキングを剥がして、仕上げとしてクリアを吹いて磨いたら完成です!
クラシカルなラインのおかげでRSC風を再現。黒×赤の配色によって、なんだかヨシムラカラーのGS750のようでもあり、非常に気に入ってます!
サイドカバーには『Z50レストレーションモンキー』の文字を入れて頂きました。シルバーのペイントはヘアライン仕上げにしたことで、木目の上にメッキを乗せたような不思議な雰囲気に仕上がりました。
ナンディさん
スペシャル外装、
完成しました
216motoring
小林さん
次回、遂に完成です!
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Wed, 18 Sep 2019 17:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(15)
5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
プロジェクトリーダーNANDY小菅
今日はココから
最初に付いていたボロボロに朽ち果てていた1985年製Z50Jタンクは捨て、1981年製のブラックモンキーのタンクを入手。こいつを塗ることで更なるステージへと駆け上ります。サイドカバーは1996年のゴールドリミテッドを使用します。
①やってきたのは千葉県にある216motoring。ミニハンターカブラ連載でもお世話になっているので本誌では既にお馴染みですね。カブだけでなくモンキーもシャリィもDAXも、カスタムに関しては何でも相談出来ますよ!
②2005年に発売されたリミテッドモデルのサイドカバー(ステッカーデザイン)がナンディさん的に気に入っていたので、これをリスペクトしつつ『Limited』ではなく『Restoration』の文字にしてもらうことに。
③ブラックモンキーのタンクは程度が良かったので「もったいないかな」と思い、このまま残して『スーパーブラックモンキー』を作ろうかと思いましたが…、やっぱり塗ります。純正デカールはヒートガンで温めて剥がしました。
④剥離剤である程度、純正の塗装を落としたら、仕上げにサンドブラストを当てます。地金の上にはまずサフェーサーを吹き、#800~1300のペーパーで段階を踏んで下地を作ります。単色で塗るならここまでやれば後は色を吹くだけ。
⑤デザインは70年代にあったホンダのレーサーCB750R風にして頂きます。ただマネるのもなんなんで配色は変更し、黒ベースの赤ラインにしました。縁取りは銀で、文字は黒という構成です。
⑥一番下になる銀を全体に吹いて、乾燥させたらマスキング。まずはHONDAロゴ部分に黒を入れていきます。ベース自体も黒になるのですが、文字の小さな部分だけを先にエアブラシで吹いていきます。
⑦ロゴ内の黒を吹き終えた段階。ここで一旦乾燥させ、更に上からマスキングをしていきます。多色塗りは何度も塗り、乾燥を繰り返し作業するので時間も手間もかかりますが、カスタム度がググッとUP
限定モデルパーツを使い全てをスペシャルに!
フレーム&フェンダー&足周りは二十世紀屋さんのパウダーコート仕上げ。そこに黒で塗ってみた6Vエンジン搭載となれば、お次はタンクとサイドカバーの塗装です。外装の要所となる部分なのでプロのぺインターさんにお任せしたいというのが当然でしょう。そこでミニハンターカブラの連載も進行中の216motoring小林さんにご登場頂きました。相談をしていくうちに黒基調のイメージでありながら、50周年をリスペクトというのが大まかに決まって行き、結果はホンダHRCの前身RSC時代のCB750Rイメージの色違い版とすることに。サイドカバーはモンキーリミテッドのデカールを意識させつつの一手間かけることでオリジナル度をUPさせます。
出来上がったタンクはビカビカで、とても1981年製のブラックモンキーのタンクとは思えません(ちなみにサイドカバーは1996年のゴールドリミテッドのものをべースに使用)。実際の限定発売モデルのパーツも使うことで、通常よりも更に上のステージへと仕上げています!
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Tue, 17 Sep 2019 12:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(14)
5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
今日はココから
ここまで形になりました!!
でもエンジンが汚い・・・
何年も放置されていたエンジンなのでしょうがないのですが、この汚さはどうにかならないものかと思案…
思いつきでエンジンを丸ごと塗ることにしました。でもフィンとか下地処理するのは非常に面倒…
必要なくなったという友人からブラストのキャビネットを貰って来ました。持つべきものは友ですね。羽生誠クンありがとう! これで下地処理が簡単に出来るぜ!
貰ったはいいものの問題はモンキーのエンジンが入るかどうかだったのですが、無事に入りました! ということでバラさずに丸ごとブラストします。
サイズもギリギリだしコンプレッサーのパワーもないので専門店のような綺麗な仕上がりにはなりませんでしたが、下地だからまあこんなもんかなと
腰下のケースとカバーはホイール用の黒、シリンダーとヘッドは耐熱黒の缶スプレーで仕上げました。
ガソリンで塗料が剥がれてしまうのを防止するために、デイトナ製の耐ガソリンペイントでフィニッシュ
デイトナ製の耐ガソリンペイントによってエンジンに艶も出たことだし、クラッチカバーを塗ると断然綺麗な印象に! 見た目も随分良くなってきました
次回からはいよいよ外装に!
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Mon, 16 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(13)
5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
プロジェクトリーダーNANDY小菅
今日はココから
ドライブチェーンはRKエキセル製420MS。長さは純正74リンクを注文。ボディカラーは黒を基調にしているのであえてゴールドやシルバーにはしていません
早速装着! と合わせてみたら「うぼぁ! 1コマ足りない!?」と焦りましたが、アジャスターを動かせば1コマ余るまでの可動領域があり、調整をして装着しました
装着はクリップジョイント式なので簡単。チェーンクリッププライヤーなんて持ってなくても普通のプライヤーでも装着出来ます。クリップの向きには要注意ですヨ
太洋モータース稲村さんのところでポイントの状況を確認することにしました
太洋モータース
東京都杉並区阿佐谷北4-6-30
︎03-3330-8000
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ポイント
コンデンサー
6Vエンジンがからないときは、ポイントを見よ!
フライホイールを外せばジェネレーターが顔を出します。コイルの間にある右下のがコンデンサーで左上に位置しているのがポイントです。ポイントを磨いてダメだったら、両方とも新品に交換するつもりで作業を進めます
フライホイールを外せばジェネレーターが顔を出します。コイルの間にある右下のがコンデンサーで左上に位置しているのがポイントです。ポイントを磨いてダメだったら、両方とも新品に交換するつもりで作業を進めます
!!エンジンがかかった!!
ポイントを磨いたら無事かかりました! これでかからなかったらポイント&コンデンサーを新品交換…、それでもダメならエンジンの全バラまで考えていたのでラッキーでした。
無事エンジン復活!黒くして見た目UP 6Vエンジンを積んだので配線関係はノーマルのままで行けることになった前回。仮のタンクやキャブレター、バッテリーやチェーン、そしてマフラーも付けて、エンジンがかかったらすぐにでも試走が出来る状態にしてから太洋モータース稲村さんのところへ運びます。実はプラグから火花が飛んでいないことに挫折して、プロに見てもらおうと思いまして。
稲村さん曰く「6Vで火花が飛ばないなら、まずポイントを見た方がいいですね」とのこと。新品のポイントはまだ出るので注文す
ることにしつつ、フライホイールを外してポイントをサンドペーパーで磨いてみました。すると今までウンともスンとも光らなかったプラグからパチパチと火花が出てくれるようになりました! 最初に載っていた6Vエンジンは開けることなくエンジンがかかりました(新品ポイントは予備で取っておきます)。これで大幅に作業短縮です! でもエンジンがボロ過ぎだったので少しでも見栄え良く黒に塗ってみましたよ!
今日はここまで・・・
https://motomoto.motocoto.jp/e1143.html
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Fri, 13 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(12)
5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
今日はココから
6Vエンジンにしてみました!!
上:5L12V(AB27) 下:5L6V(85年式JF)
プラグコードなど一部6Vの方に繋げてない部品もありますが、12Vと6Vのハーネスを比べてみました。12Vの方は排ガス規制後のAB27だったので、各部接続がカプラーになっています。AB27ハーネスを加工しないで使うとなるとメインキーもスイッチもテールランプもAB27にしなければならない。う~ん…、これはこれで逆に使いずらいという結果になりました
6V12Vの違いイロイロ
●チェンジペダルは ジェネカバーに合わせる
6Vエンジンに12Vのジェネレーターカバーは付きませんが、写真の様に12Vのジェネレーターカバーには6Vのチェンジペダルは使えません。12Vはオフセット量が違うのです!
↓
●オフセット量が違います
上:12V 下:6V
●モンキーのスプロケットには裏表があるぞ!
クリッピングポイント製スプロケットに変更していますが、モンキーのドリブンスプロケットは6Vと12Vそれぞれに適合する面が設定されていました。写真のように凹状にザグリが入っている面を外に向けるのが12V時で、凹側をホイール側に向けて使うのが6V時。間違えるとチェーンラインがズレます。
ここまで至るまでにもウインカーの配線が前後で長さが違っており、それをやり直したり(配線が長い方がフロント側)。中古で買ったタンクも乗せてみたりもしています!
あとは結線していくだけ!
結線時には太洋モータース稲村さんに手伝って頂きました。6V車はライトにハイ/ロー切り替えがないなど、12Vとはまた違う部分もあったりします!
今日はココまで
次回からはエンジンに火を入れるぞ!!
https://motomoto.motocoto.jp/e1107.html
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Thu, 12 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(11)
5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
プロジェクトリーダーNANDY小菅
今日はココから
カブエンジン+デイトナ製フロントフォークとDUROタイヤを仮に組んでみた状態。でもこれだとレストアというよりもカスタムになってしまうので今回はちょっと違うなと判断
タイヤはDUROからダンロップ製TT100に履き換えてみたが、TT100だと細すぎるかなと。やはりチョイ太めの純正ブロックタイヤを履くことにします
ぷす~
純正タイヤに組み終えたところで『ぷす~』って…。組み終えたばかりなのにパンクかよ!
チューブを外して空気を入れてみたら、大きめの穴が開いてました。組み込み前には一度、チューブを膨らませて確認しないとダメですね…
良く見てみると他の部分にも亀裂があるのを発見。中古チューブだったので、前の所有者がタイヤをホイールに噛んだ状態で組んでいたのかも?
チューブを注文し、新品で組み直し。タイヤも中古を使っているので新品にしたかったのですが予算の都合でこのまま組みます。組み込みは太洋モータースの場所をお借りしての作業でした
毎度お世話になっております
太洋モータース
東京都杉並区阿佐谷北4-6-30
︎03-3330-8000
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『5Lの6V』は微妙な違いアリ
実はどの仕様にするか今までいろいろ悩んでおりました。一時はカブエンジン+正立フォーク+DUROタイヤとかにもしてみたりしましたが「出来るだけ純正ルックを維持させるのがこの企画には筋ってモンだろ」という結論に至り、当初積まれていた純正の6Vエンジン&純正タイヤで行くことに決定。しかし純正タイヤを履かせるために3度目のタイヤ交換し終えたところでチューブから『ぷす〜』という嫌な音が…。中古のチューブを使い回していたら、疲労して限界だった様子。パンク修理しようと見てみれば他の部分も既に危なそうだったので、パンク修理するのは止めてチューブごと交換しました。この方が今後も安心して乗れますしね。
12Vエンジンを載せようと思っていろいろやっているうちに、5Lの6Vと12Vの細かな違いも見えてきました。いくつかは左ページに写真と共に記載してますが、12Vのイグニッションコイルを付けようとしても5Lの6Vフレームにはステーがいなかったりと、微妙な違いがあります。中途半端な時期のモデルが露見でした。
今日はココまで
https://motomoto.motocoto.jp/e1106.html
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Wed, 11 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(10)
5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
今日はココから
エンジンはとりあえずこれを載せます
5Lモンキーの12V4速ミッションを載せておくことにします。ただこのエンジンも綺麗とは言えない状態なのでどうしよう…。いっそこれも黒くしようかな…
白サビを真鍮ブラシで擦ります。こういった白サビは結露や水に濡れることで発生するのですが、屋根下保管でなければ一生付き合っていくことになるので致し方なし
*上部:Before *下部:After
磨いて多少は良くなったかな。カバー側にはクリアアルマイトがかかっているので、それは剥がしてしまうとよりサビとの格闘が増えるので、あえてそのままにしておきます
エンジン搭載しました!
ライトケース、ハンドル、バッテリーケース、そして前後フェンダーと、パウダーコートで塗ったものは全て取り付けました。エンジンに装着するステップ&サイドスタンドも付けたので、ガレージ内で動かすのが楽になりました。ピポット部分が丸見えなのを隠したい人には、キタコ製ピポットキャップカバーが最高です。気に行ったのでDAXにも…と思い、もう一つ買ってきたら径が違うので使用不可でした…
6Vか12Vにするか、エンジンは迷うなぁ~
このエンジンは前に自分でポート加工したサーキット遊び用の88㏄です。だが、このエンジンを動かすには12Vハーネスが必要に…
キタコ製ピポットキャップカバー イイネ
ピポット部分が丸見えなのを隠したい人には、キタコ製ピポットキャップカバーが最高です。気に行ったのでDAXにも…と思い、もう一つ買ってきたら径が違うので使用不可でした…
今日はココまで
https://motomoto.motocoto.jp/e1083.html
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Tue, 10 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(9)
5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
プロジェクトリーダーNANDY小菅
シフトアップ製のリアショックとクリッピングポイント製アルミスプロケット、オートボーイ製ホイール強化プレートなどを使って前後足周りまで組んだ状態がコチラ ↓
スピードメーターの取り出しの動きが浅い?
フロントホイール左側に取り付けるスピードメーターギアボックス。触っていたらどうも動きが渋い感じがしたのでバラしてみることに
C型のリングを外して中を確認してみまし ンズだけ使用します。たが、グリスアップしてもまだなんか変なんですよね。
ん? 歪んでいる・・・?
本体下側が凹んでいました…。凹んでいる部分に傷があるから、前オーナーがどこかにぶつけたのでしょうね。今後、程度の良い物に変更予定で
テールランプがなんか汚いなぁ・・・
パウダーコートで車体が綺麗になったので、細かい部分の汚さが目立つようになってしまいました。テールのレンズも曇っているのが気になります。
中古テールランプをベースごと取り付けようとしたらヒビが入っていました。中古は裏側も見ないとダメですね。レC型のリングを外して中を確認してみまし ンズだけ使用します
6Vのまま行くにしても古い電球は速攻で切れるでしょう。もし今後12V化するのであれば各電球のバルブも6V→12Vに変えることになりますね。
サビサビのウインカーですがこの程度なら軽くペーパーを当てて塗ってしまえばまあ大丈夫でしょう。アクリル缶スプレーで塗っておきます。
エンジンチェックしておくべきでした
前後足周りを組み込み、ローリングシャーシ状態まで進行した前回。ここまで来たらエンジンを載せたくなるのが人情でしょう。サイドスタンドが付いてないと動かす時にも不便ですし、他のパーツも転がったりして傷が付いてしまう前に組み付けておきたかったというのもあります。スタンドを付ける順番としてまずエンジン積まなければなりませんよね。とりあえずマイストックに12Vエンジンが余っていたのでそれを仮に積むことに。最初にこの車両に積まれていた6Vエンジンを開けて動作チェックしている時間がなかったということもありますが、この際12V化するのもアリかなとも思っています。但しメインハーネスが6V用しかないので積んだエンジンを活かすなら12Vのハーネスを用意しないと…。12Vエンジンを積んでしまえばボアアップキットなどの拡張性も高くなるし。それとも初心一貫してレストアで行った方が良いのか…。正直、迷っています。降ろす段階でエンジンの中身や電気系が使い物になるかどうかだけでも、最初にチェックしておけばよかったです…。
今日はココまで
https://motomoto.motocoto.jp/e1081.html
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Mon, 09 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(8)
5Lモンキー復活大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年 にZ50M型が発売されてから今年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モ ンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
今日はココから
PHOTO&TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)
リアショックはシフトアップ製モンキーリアショックType-Ⅰ の280mm(¥3,800/税抜/1本)。パウダーコートの色に合わ せてブラック×ブラックです
しまった!
フロントフォークが錆びてたわ・・・
フォークを組もうとしたらインナーチューブが サビサビ。真鍮ブラシぐらいじゃ到底取れない 状態でした。これは流石に使えないな…
5Lフォークの中古を用意しました。本当はデ イトナ製のインナーフォークキットを入れたか ったのですが、今は組み上げるのを優先させる ためにこれで我慢します
フロントフォークを組むにはスナップリングを アウターの内側にある溝に合わせてハメ込みま す。構造は実に簡単です!
ネックのベアリング周りはこの順番で組んでいきます。レースは 上下で異なるので、品番をよく確認すること! フォークをフレ ームに組む前には先にハンドルロックも付けておくベシ
オートボーイ製
ホイール強化
プレートを装着
HPには載っていないのですが、新庄さんに言えば出てきます(笑)。取り付けには 5mmほど長いボルトに変更が必要です。価格は¥3,000(税抜)ナリ
ブレーキシューは
キタコ製に交換
ブレーキシューは前後共にキタコ製 (¥1,200/税抜/一輪分)を投入しま した。リーズナブルな上に、効きも良 いので愛用者も多いことでしょう!
ローリングシャーシ完成!
これでひとまず車体の形にはなりました。二十世紀屋 さんのパウダーコートで塗り上げたフレームは当初の サビサビ状態からは見違えるようです!
今日はココまで・・・
https://motomoto.motocoto.jp/e1079.html
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Sun, 08 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(7)
5Lモンキー大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年 にZ50M型が発売されてから今年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モ ンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
PHOTO&TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)
プロジェクトリーダーNANDY小菅
当企画はWebのBBBでもメディアミックス展開中ですよ!
■BBB http://www.bbb-bike.com/restore/monkey
今日はココから
太洋モータース 稲村さん
太洋モータース
東京都杉並区阿佐谷北4-6-30 ︎03-3330-8000 http://www.taiyo-motors.com
楽しい組み上げ 開始です!
組み上げ時にはベアリングや各 ラバーパーツは全部新品で組むべ し! 折角レストアしていくので あれば、消耗品に中古パーツを使 っては勿体ないですからね。ベア リングやディスタンスカラー、ネ ックのベアリング&レースは全て 新品に交換しました。しかし太洋 モータースに持ち込んで自分で出 来るだろうと思ってネックのレー スを打ち込んだら何度も失敗 !!
やっぱりこういった大事な部分は プロに任せるのが一番だと改めて 知ることになりました…。
フロントフォークは外した時に そのまま放置しっぱなしだったの ですが、良く見ればインナーチュ ーブがサビサビじゃん! このま までは使えそうにないので程度の 良い5Lのフォークを用意。ノー マルの鉄ホイールは若干歪んでい たこともあり、少しでも強度を上 げようとオートボーイ製のホイー ル強化プレートを採用することに。 これである程度バイクの形までは 組めたので、次はエンジンを考え ないと! 手持ちの適当なエンジ ンを乗せるか、バラしてイチから 組むか…悩むな~。
ベアリングは新品で!
前回は太洋モータース稲村さんにプーラーを使ってベア リングを外して頂いたのですが、今回は打ち込む方です。 ベアリングの間に入れるディスタンスカラーも当然のご とく新品に交換しました
フロントのスピードメーターギアが付く部分のみ、スナッ プリングが付くのですが、これはスピードメーターギアの 位置合わせのためなのだろうか?
ネックのベアリングレースは何度か自分で 入れてみようとして失敗を重ねたので、最 終的にはやはり稲村さんにお願いしました
入れる深さも大事!
レースは真っ直ぐに入れなければならないのはもちろんで、深さも大事。 さらに上と下では深さは違うので注意ですヨ
スイングアームを組む時は締め付け過ぎないよ うに注意。スイングアームが自然にスイングし てくれるかどうかを確認すべし
田中商会製のチェーンスライダー(¥600/税抜) を使用。6Vにも12Vにも使用可能でスイングア ームを付けたままでも装着可能
今日はココまで・・・
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Sat, 07 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(6)
5Lモンキー復活大作戦!vol.3
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年 にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モ ンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
窯の中は超熱い。写真を撮ろうとしても中の大気が熱で歪 んでいるために、なかなかカメラのオートフォーカスのピ ントが合わないくらい!! 冬はまだいいですが、夏は辛い
⇩
パウダーコートは静電気を帯びさせた非常に細かい粉を吹き 付けていきます。塗る側の対象物にも電気を通すことによっ てプラス&マイナスの関係で粉が吸着してくれる仕組みです
⇩
まずは通常のペイントで言うところのサフェーサー代わり のドライプロテクターという下地塗料(粉)を吹き付け、そ の後に熱を入れたらいよいよ色を入れ、また窯に入れます
塗り終えたら冷ませば完成です!
冷めたらマスキングを剥がしていきます。ネジ山部 分は全てに同サイズのネジを入れてあるのでそれが マスキングになっています
塗るのか塗らないのかの場所を見 極めていなければマスキングでき ません。バイクを良く知っている 二十世紀屋さんなら完璧です
パウダーコートは塗膜が厚いためにピンホールなどはほぼ綺麗に埋 まってくれます。逆に埋まってほしくないフレームナンバーなどは マスキング処理で埋まらないようにしています
今回は艶あり黒で仕上げましたが、パ ウダーコートには様々な色があります。 艶なしや半艶なども選べますからね!
明日は組み込みを予定
二十世紀屋 パウダーコート価格表
※価格はすべて税抜/1コートの金額です。2コー ト(メタリック)や特殊色は価格UP。素材の腐食、 旧塗膜の剥離によって多少変動します。
フレーム(125cc以下クラス)¥40,000~
スイングアーム(鉄・補強無し)¥10,000~
マスキングのない小物類¥500~
マスキングあり小物・ステー等¥1,000~
大きめのステー、トルクロッド等¥2,000~
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Fri, 06 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(5)
5Lモンキー復活大作戦!vol.3
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年 にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モ ンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
PHOTO&TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)
プロジェクトリーダーNANDY小菅
フレームのペイントと言えばパウダーコートでしょう! 艶や かな塗り上がりには大満足です!!
前回は茨城にある内海工業さんでサンドブラストを当 ててきたのです。でもサンドブラストを当てたままで はサビが出やすい状態なので、なるべく早めのペイン トが必要です(サフェーサーだけでも!)
ブラストしたらすぐにペイントが吉!
前回の4Lレストア時も二十世 紀屋さんでフレームやホイールな どをパウダーコート仕上げにして もらったのですが、あの出来栄え にホレボレしたんです。そこで今 回の5Lレストアではフレームを 始め、パーツのほとんど、もう いっそ全てをパウダーコートで仕 上げてみようと思いました。フェ ンダーやハンドルまで艶あり黒に したので、ブラックな部分が多め ですが、タンクやシート、エンジ
ンの色合いで変化を付けてみよう かなと思っています。 50 周年モ デルの色違いとか(いわゆる2P キャラのカラー的な感じ)で作っ たら面白いかなとか思っています がどうでしょうかね? 今までの 流れで考えればモンキーの 50 周年 モデルは当然発売されるでしょう けど、それがどんなカラーリング になって出てくるのか今から楽し みです。
そういえばサビて大きな穴が開 いていたとうてい使えそうもない ガソリンタンクとか、マフラーや リアショックはどうしようかな〜。 リアショックのカラーもブラック スプリング&ボディかな? エン ジンは 12 Vで新たに組もうかな〜 とか色々と考え中です!
パウダーコートの前には・・・
パウダーコートは窯で焼き上げるためにグリスの付着はご法度。 温度が上がった窯の中でグリスが気化して、塗装面をボツボツ にしてしまうからなのです。なのでホイールベアリングなどは 施工前に抜いておかなければならないぞ
ホイールベアリングは東京は阿佐ヶ谷にある太洋モ ータースの稲村さんにお願いして、プーラーを使っ て既に抜いてもらっています
そしてやってきました二十世紀屋さん!
二十世紀屋
埼玉県さいたま市桜区塚本25-9 ︎048-762-6724 http://www.20th-ya.com
ブラストまでやってあるなら、マスキングしていきますねー
二十世紀屋チンペイさん
ペイントは下地とマスキングがかなり重要。特に パウダーコートの場合は塗ったら剥がすのが大変 なのでマスキングは特に重要なのです
ペイントするパーツは施工前に200度の 窯に入れて 30 〜 40 分程度余熱をかけます
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Thu, 05 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(4)
5Lモンキー復活大作戦
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年 にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モ ンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
PHOTO&TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)
今日はココから
内海工業 茨城県結城郡八千代町村貫840 ︎0296-49-1827
http://www.uchiumi-yachiyo.jp
趣味でシイタケ栽培も行っている内 海工業さんにやってきました。大ぶ りシイタケご馳走様でした~!!
サンドブラストの前には・・・
サンドブラストは複雑な形状のものを処理できるが、面精度が必要なところなど当てたくない 部分にはマスキングを忘れずに!!
フレームの場合はコーションラベルなどは剥 がしておきましょう。必要があれば剥離剤で 表面の塗装を落としておけば作業効率もUP
内海さんのご厚意でサンドブラスト作業は自分の手で やらせていただきました。小屋の中で作業するので大 きなフレームでも楽勝で作業可能なのです!
鉄+ペイント
Befor After
鉄にペイントされている純正パーツ は比較的簡単に剥がれていきますが、 ホイールは純正でも結構強固。ホイ ールは先に剥離をしてからが吉
アルミ
Befor After
クルクルはアルミ製の鋳物で出来て いますがこれも楽勝。アルミは素材 自体が柔らかいのでサンドブラストを 当てると簡単に汚れが落とせました
メッキ
Before
⇩
After
メッキをブラストで落とすのは無理です。メッキパーツをサンドブラストするときには『サビを落とし、塗装の下地作り』 として考えましょう
複雑な形状のもの
Before
⇩
After
丸い面を追っていかなければならないパーツの場合は、入り 組んだ細かな部分にもブラストを当てなければならないので 結構時間がかかりました
Before
⇩
After
サンドブラスト完了ー!
モンキーは鉄製のパーツが多いので、 車両一台分をブラストするとなると かなりの点数になります。これら全 部、素人で5時間かかりました
次回はペイント作業を予定
サビて穴が開いていたフロントホイ ールは捨て、中古の純正ホイールを 1輪分のみ入手しておきました。ブ ラスト後は次第にサビてくるので、 早めに塗装をしておきたい!
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Wed, 04 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(3)
5Lモンキー復活大作戦!
プロジェクトリーダー
NANDY小菅
バラシが終わったレストア の第 2 段階と言えばサンド ブラスト! メディアの粉 まみれになって頑張ります
さて今日はココから
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年 にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モ ンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
PHOTO&TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)
ハンドルとスイングアームピボット シャフトが外せず断念した前回。他 のボルトは緩めてありますが、あえて転がる状態のままで運びやすい状 態にしておきました
クルクル ハンドル
どう頑張っても右側 のクルクルが回せま せんでした。これは 大きめのウォーター プライヤー等で掴む しかないと判断
ピボット シャフト
スイングアームのピ ボットシャフトが回 らず、エアーインパ クトレンチでないと ナメてしまう…、と 作業を中断
本体をバラし終え、サンドブラストで綺麗に
前回の記事である程度の外装と エンジンを下すところまで作業し たのですが、実は足周りがバラす ことができなかったという新真 実 !? 固着したクルクルハンドル と、固着したスイングアームピ ボットシャフトは家の工具だけで はどうしても外せませんでした。 これが外せないとフレームだけに 出来ないので、毎度お馴染み太洋 モータースさんに駆け込みました。 クルクル部は普通あまり動かさな い部分でもあるし、長年放置して いた車両ではネジが喰ってしまっ ていて回らない場合が多いのです。 ピボット部分は完全にグリス切れ
での固着でしょう。しかしそれら も太洋モータースさんの工具をお 借りして無事に解決。これでサン ドブラスト作業に行けるようにな りました。
サンドブラストも本誌ではお馴 染みの内海工業さんにお邪魔しま した。サビと一緒に古い塗装も落 とせるのがサンドブラスト。細か い砂の粒を高圧空気の力で飛ばし て吹き付けることでサビも塗膜も 一挙に剥がせるのです。入り組ん だ作りのものや、手や工具が入ら ない細かな部分でも落とすことが できるため、レストア作業には欠 かせない工程ですよ!
クルクル ハンドル
ピボット シャフト
NANDY小菅
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年 にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モ ンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
太洋モータース
時には強引さも大事だ!
クルクルの部分は破壊することに。まだメ ーカーに注文すれば手に入るパーツなので 破壊して外すこともいたしかたなし!
⇩
ゴムをめくって中身をプライヤーで掴んで 強引に回しました。ピボットシャフトはエ アーインパクトで一撃で回ってくれました
これで全バラ!!
フレームだけになりました。これでフレームのサビ 落としに取り掛かれますね。エンジンに関してはま だ手付かずなので後回しに・・・・
続きは明日に!
太洋モータース
東京都杉並区阿佐谷北4-6-30 ︎03-3330-8000 http://www.taiyo-motors.com
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特選! 過去記事アーカイブ,5Lモンキー連載
Tue, 03 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(2)
5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
バラシSTART!!
タンクとシートを外したのですが、両方ともボルトが使われておらず乗せられているだけでした。鍵はハンドルロックもヘルメットホルダーも1本で施錠可能だったのはラッキーです。しかしフェンダーの錆びはゴールドモンキーかと思えるほど酷いな…
このタンクはもうだめだ~
キャップを外して覗いただけでは分からなかったのですが、タンク左側は錆びて割れたのか大穴がポッカリと開いてました。サイドスタンドで車体が左側に傾いたまま何年も放置されたので、どうしても左側に水が溜まり、錆びたのでしょう
ライトはリムのサビが酷いのですが、リムを止めているプラスのネジを緩めようとしたら簡単にナメてしまいました…。まあ、想定していたことですが
ナメた鍋ネジならネジザウルスで掴んで回します。先はネジの頭も掴み易い形状になっているので簡単に外せますよ
フレーム番号から判断すると1985年製。カラーコードを見てもJFであることが分かるので外装が変更されていた様子もなし。エンジンは2.6PSから3.1PSに切り替わった4速MTのGクランクで6V後期型の初代と判明です
ブレーキカムに付いているインジケーターが外せなくてイラっとしましたが、よく見るとカム側に1か所のみスプラインが切られていない部分が。ここにインジケーター側も合わせないと抜けない構造なのです
長らく動かしていない車両の場合はここのネジが固着していることが多い。堅くて回せないネジはハンマーで叩けば緩む方向に自動的に回ってくれるインパクトドライバーを使います。レストア時には必須です
事にエンジンまで下せました。思ったよりもネジの固着がなかったのは、やはり数日前から潤滑スプレーを吹いておいた効果があったのでしょうね。変にイジられていないので各所がオーバートルクになっていなかったのも幸いしたかも。次回は足周りまで全てバラします!
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Mon, 02 Sep 2019 10:00:00 +0900
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5Lモンキー復活大作戦!(1)
5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
プロジェクトリーダーNANDY小菅
2014年に4Lモンキーをフルレストア。今度は5Lモンキーにチャレンジ!
ボロはボロだけど…どうやらイケそうだ
「モンキーありますけどいりますか? ボロいっすけど」という話を頂き、二つ返事で引き取ってきましたが…、これはなかなか手強そうな一台が目の前に。「キャブはありませんよ」というのは聞いてましたが、キャブどころかエアクリーナーもマフラーも、よく見ればリアショックも片方ないじゃんという有様! でも変にイジられている形跡がないので、ノーマルで乗っていたけど何らかの理由で動かさなくなり、部品が取られて今に至ったのかなと判断。ヤレっぷりはもの凄いジャンク状態ですが、事故の痕跡もないし、人的損傷は少ないからある意味では直しやすいかもしれません。キックを下げると圧縮もとりあえずはあるし、配線関係も切られていませんでしたし!
でもフルノーマルで直すのではカスタム誌としては面白みがない! そこでノーマル風を維持しつつも、強化するところは強化パーツなどを使って組んで行こうと思います。「エンジンは88㏄くらいはしたいな~」などと、今は自由に妄想を膨らませながらの、モンキーレストア新連載がスタートです!
ベース車両
電装品
電気系統はバッテリー以外は全て付いていました。写真のようにライトリムなどの鉄系パーツはかなりサビが酷く、これは再生するよりは交換した方が安いでしょうね
タンク
タンクは見た目にはそんなひどくなかったのですが、キャップを外し中を覗いてみると相当なサビ付き加減。まあサビ取り剤でなんとかなればいいかなと…
キャリア
何故かリアキャリアだけはペイントされていました。もちろん普通のペイントじゃ〜ハゲちゃうので、ここはフレーム共々、パウダーコートで仕上げましょう!
Fホイール
フロントホイールはもう完全崩壊。何年も同じところに止められていたのでしょうか、左側に雨水が溜まって朽ちた様子です。どれだけ放置車両だったのか…
エンジン
キャブを外したときにマニホールドから水が入らないようにとコンビニ袋が被せられていた様子。でも風化しているので既に意味をなしていないので、中身は若干の不安がありますね
チェーン
こういった車両はまず例外なくチェーン&スプロケは完全にダメになっています。何故かリアショックは片方ついていないのが気になります
リア周り
各部は外せるか分からないくらい錆びが酷い。KURE5-56などの潤滑剤をバラす数日前からネジ類に吹いておくと、バラす当日に外しやすくなります
欠品
付いていなかったのはキャブ、バッテリー、マフラー、サイドカバーくらい。この辺りはボアアップすることを考えればノーマルから変える部分なので問題なしでしょう! なんなら12Vエンジンにしたいくらいです
次はバラシSTART!!
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Fri, 30 Aug 2019 10:00:00 +0900