過去×現在×未来 ENJOY CROSS CUB! 第12回 釣りツーリングに行ってみた!
過去×現在×未来 ENJOY CROSS CUB!
第12回 釣りツーリングに行ってみた!
タイヤもオフロードタイプに換えたし、ロッドケースも取り付けた。というわけで、タイヤの慣らしを兼ねて、ツーリングに出かけてみることにした。もちろん目的は川釣りだ。
シートバッグを荷台に積載して、ロッドケースに釣り竿を収納したクロスカブは、見事にツーリングフォルムに変身。オフロードタイヤもバッチリ決まっている。今回は舗装路のみの走行だったが、乗り心地は快適だった
本当なら釣ったアユをその場で焼いて食べたかったのだが、近くの食堂で塩焼きを注文。しかしこれが臭みがなくうまかったのだ。まあ予定どおりにいかないのもツーリングの面白さ。次こそはと心に決めたのだった。
名栗湖から続く林道は残念ながら走れなかったが、別の林道を進んだ先で絶景に出会った。これがあるからツーリングはやめられない
林道も走れる渓流を目指した
釣り竿がスッキリ収められるロッドケースを装備したが、取り付けた以上は活用しないと宝の持ち腐れになってしまう。そこで、実際に釣り竿を収納してツーリングに出かけることにした。タイヤもオフロードタイプに換えてから街中をちょっとしか走ってない。ツーリングすればタイヤの慣らしもできるし、フィーリングも体感できる。まさに一石二鳥だ。
さっそく地図とにらめっこして目的地を探す。川釣りができる場所があることが大前提だが、どうせ行くなら林道も走りたい。日帰りという限られた時間で釣りも走りも楽しむとなればそう遠くへは行けない。そんな条件を満たしてくれる場所として白羽の矢を立てたのが、埼玉県の名栗川だった。
いつものように日帰りツーリング用の荷物を詰め込んだシートバッグをクロスカブの荷台に積み、もう何年も使っていない釣り竿をロッドケースに固定した。
混雑する市街地を抜けて、目前に奥武蔵の山々が迫ってくると、ツーリング気分はがぜん盛り上がる。適度にカーブが連続する道をクロスカブは快調に走る。タイヤがブロックパターンということもあり、乗り心地は以前に比べてソフトな印象。だからといってカーブで踏ん張りが利かないなんていうこともない。スピードはたかが知れてるから、グリップ不足を感じることももちろんない。
「クロスカブにはやっぱりオフロードタイヤがベストマッチ!」と納得したのだった。
河原に降りられるキャンプ場を見つけ、さっそく釣りの準備に取りかかる。管理人によると、アユが釣れるのだという。ただし、前日まで降り続いた雨で川は増水し、濁っているから釣果は期待できないとのこと。まあそれはそれでかまわない。
釣果のほうはサッパリだけど、せめてアユは食べたい。釣り竿をしまい、再びクロスカブを走らせて近くの食堂へ。アユの塩焼きを昼飯にしたのである。
名栗湖をかすめて秩父方面へと抜ける林道を目指す。道は次第に狭くなり、いよいよ深山幽谷の趣だ。林道は全線舗装されているのだが、途中の支線はダートのはず。期待に胸を膨らませて山間へと突き進んでいった。ところが、数キロも走らないうちに通行止めの看板が…。連日の雨でどうやら崖崩れが起こってしまったらしい。しかたなく集落へ引き返し、山に入り込んでいる道を進んでみた。所どころ落石していたがタイトな舗装路がクネクネと続いていた。大型バイクじゃ走りたくない道だが、クロスカブは快調に標高を上げていく。すると視界がパッと開け、山の向こうに都心を遠望。そんな風景にちょっと得した気分だった。
第12回 釣りツーリングに行ってみた!
タイヤもオフロードタイプに換えたし、ロッドケースも取り付けた。というわけで、タイヤの慣らしを兼ねて、ツーリングに出かけてみることにした。もちろん目的は川釣りだ。
シートバッグを荷台に積載して、ロッドケースに釣り竿を収納したクロスカブは、見事にツーリングフォルムに変身。オフロードタイヤもバッチリ決まっている。今回は舗装路のみの走行だったが、乗り心地は快適だった
本当なら釣ったアユをその場で焼いて食べたかったのだが、近くの食堂で塩焼きを注文。しかしこれが臭みがなくうまかったのだ。まあ予定どおりにいかないのもツーリングの面白さ。次こそはと心に決めたのだった。
名栗湖から続く林道は残念ながら走れなかったが、別の林道を進んだ先で絶景に出会った。これがあるからツーリングはやめられない
林道も走れる渓流を目指した
釣り竿がスッキリ収められるロッドケースを装備したが、取り付けた以上は活用しないと宝の持ち腐れになってしまう。そこで、実際に釣り竿を収納してツーリングに出かけることにした。タイヤもオフロードタイプに換えてから街中をちょっとしか走ってない。ツーリングすればタイヤの慣らしもできるし、フィーリングも体感できる。まさに一石二鳥だ。
さっそく地図とにらめっこして目的地を探す。川釣りができる場所があることが大前提だが、どうせ行くなら林道も走りたい。日帰りという限られた時間で釣りも走りも楽しむとなればそう遠くへは行けない。そんな条件を満たしてくれる場所として白羽の矢を立てたのが、埼玉県の名栗川だった。
いつものように日帰りツーリング用の荷物を詰め込んだシートバッグをクロスカブの荷台に積み、もう何年も使っていない釣り竿をロッドケースに固定した。
混雑する市街地を抜けて、目前に奥武蔵の山々が迫ってくると、ツーリング気分はがぜん盛り上がる。適度にカーブが連続する道をクロスカブは快調に走る。タイヤがブロックパターンということもあり、乗り心地は以前に比べてソフトな印象。だからといってカーブで踏ん張りが利かないなんていうこともない。スピードはたかが知れてるから、グリップ不足を感じることももちろんない。
「クロスカブにはやっぱりオフロードタイヤがベストマッチ!」と納得したのだった。
河原に降りられるキャンプ場を見つけ、さっそく釣りの準備に取りかかる。管理人によると、アユが釣れるのだという。ただし、前日まで降り続いた雨で川は増水し、濁っているから釣果は期待できないとのこと。まあそれはそれでかまわない。
釣果のほうはサッパリだけど、せめてアユは食べたい。釣り竿をしまい、再びクロスカブを走らせて近くの食堂へ。アユの塩焼きを昼飯にしたのである。
名栗湖をかすめて秩父方面へと抜ける林道を目指す。道は次第に狭くなり、いよいよ深山幽谷の趣だ。林道は全線舗装されているのだが、途中の支線はダートのはず。期待に胸を膨らませて山間へと突き進んでいった。ところが、数キロも走らないうちに通行止めの看板が…。連日の雨でどうやら崖崩れが起こってしまったらしい。しかたなく集落へ引き返し、山に入り込んでいる道を進んでみた。所どころ落石していたがタイトな舗装路がクネクネと続いていた。大型バイクじゃ走りたくない道だが、クロスカブは快調に標高を上げていく。すると視界がパッと開け、山の向こうに都心を遠望。そんな風景にちょっと得した気分だった。