キタコ製パーツで快速マシンを作る GROM向上委員会(5)-1
キタコ製パーツで快速マシンを作る GROM向上委員会
編集部山ノ井がとことん乗り込んだGROMをどういじるのか!? リアルユーザーの一人として「使える」ネタ満載でお届けするGROM向上委員会。遂にエンジンが完成!!
排気量は変わらずパワーアップ!!
今月のスタートはココから。腰下の組み込みを見逃してしまった! という方は4月号をバックナンバーでGETしちゃってください。
まずはスターターリダクションギヤジャーナルにオイルを塗り、スターターリダクションギヤを取り付けていきます。
キタコ ハイコンプピストンKIT バージョン2
¥13,000(税抜)
■キタコ 06-6783-5311 http://www.kitaco.co.jp
4ミニのチューニングメニューの中でも定番となっているボアアップですが、ノーマルで124ccの排気量があるGROMでは、原付二種のワクを超えてしまい面倒に…。そんなことも気にせずにパワーアップ出来るのがコチラのハイコンプピストンKIT。見た目には純正が少し凹んでいるのに対し、盛り上がっているのが分かるだろうか?圧縮比は純正が9.3:1に対し、12.2:1まであげられている。グレーのスカート部はモリブデンコートが施されているため。一体どんな性能、走りとなるのか?楽しみ~♪
(左:キタコ製) (右:純正)
丸印の部分と、矢印の反対側に新品のノックピンを入れ、クランクケースカバーを取り付けます。キタコからもノックピンSET(¥1,400/税抜)がリリース中。
ボルトを留める際には油温センサーワイヤークランプを忘れずに! もしもボルトの位置が分からなくなってしまった場合には、とりあえず写真のようにボルトを入れ、頭の飛び出し量が合っていればOK。
ボルトは対角線上に均等に締め込んでいき、最後にトルクレンチを使い規定トルクで締め込みます。規定トルクは10N ・m。
スターターモーターを取り付けます。ややこしい名前ですがセルモーターのことですね。次のページからピストンの組み込みに入ります。
丸印の部分にノックピンを取り付けます。スタッドボルトに歪みや、弛みがないかもチェックしておきましょう。
コンロッド小端部にオイルを塗布し、ピストンを取り付けていきます。サークリップを取り付ける際には、誤ってクランクケース内に入らないように布などでフタをしましょう ※ピストンリングの取り付けは説明書で確認しましょう。
ベースガスケットを装着します。クランクケース同士の合わせ面には、液体ガスケットを薄く塗っておくことをオススメします。ここは、構造上気密漏れをしやすいので、漏れを防止する効果があります。
ピストン、及びシリンダー内部にオイルを塗布し、カムチェーンホールにカムチェーンも通しながらシリンダーを装着していきます。
カムチェーンガイドローラーを装着します。ガイドローラーがすり減っている場合は新品に交換しておきましょう。
カムチェーンガイドローラーボルトを本締めします。規定トルクは10N・m
忘れずに丸印の部分にノックピンを入れ、ヘッドガスケットを装着。これにてピストン、シリンダーの取り付け作業が終了。
ヘッドはノーマルがそのまま使えます
ここからはヘッド編。純正を再利用しますので、まずはバラしていきます。ロッカーアームシャフトセットプレートを外し、ロッカーアームシャフトを引き抜きます。
ロッカーアームを取り外します。IN、EXの両方を外し、カムシャフトを引き抜きます。ロッカーアームも再利用しますので、摩耗をチェックしておきましょう。
つづく
編集部山ノ井がとことん乗り込んだGROMをどういじるのか!? リアルユーザーの一人として「使える」ネタ満載でお届けするGROM向上委員会。遂にエンジンが完成!!
HONDA GROM
\325,000(税抜)
※今回ベースとなっている車体は16モデル・カラーになります。
\325,000(税抜)
※今回ベースとなっている車体は16モデル・カラーになります。
排気量は変わらずパワーアップ!!
今月のスタートはココから。腰下の組み込みを見逃してしまった! という方は4月号をバックナンバーでGETしちゃってください。
まずはスターターリダクションギヤジャーナルにオイルを塗り、スターターリダクションギヤを取り付けていきます。
キタコ ハイコンプピストンKIT バージョン2
¥13,000(税抜)
■キタコ 06-6783-5311 http://www.kitaco.co.jp
4ミニのチューニングメニューの中でも定番となっているボアアップですが、ノーマルで124ccの排気量があるGROMでは、原付二種のワクを超えてしまい面倒に…。そんなことも気にせずにパワーアップ出来るのがコチラのハイコンプピストンKIT。見た目には純正が少し凹んでいるのに対し、盛り上がっているのが分かるだろうか?圧縮比は純正が9.3:1に対し、12.2:1まであげられている。グレーのスカート部はモリブデンコートが施されているため。一体どんな性能、走りとなるのか?楽しみ~♪
(左:キタコ製) (右:純正)
丸印の部分と、矢印の反対側に新品のノックピンを入れ、クランクケースカバーを取り付けます。キタコからもノックピンSET(¥1,400/税抜)がリリース中。
ボルトを留める際には油温センサーワイヤークランプを忘れずに! もしもボルトの位置が分からなくなってしまった場合には、とりあえず写真のようにボルトを入れ、頭の飛び出し量が合っていればOK。
ボルトは対角線上に均等に締め込んでいき、最後にトルクレンチを使い規定トルクで締め込みます。規定トルクは10N ・m。
スターターモーターを取り付けます。ややこしい名前ですがセルモーターのことですね。次のページからピストンの組み込みに入ります。
丸印の部分にノックピンを取り付けます。スタッドボルトに歪みや、弛みがないかもチェックしておきましょう。
コンロッド小端部にオイルを塗布し、ピストンを取り付けていきます。サークリップを取り付ける際には、誤ってクランクケース内に入らないように布などでフタをしましょう ※ピストンリングの取り付けは説明書で確認しましょう。
ベースガスケットを装着します。クランクケース同士の合わせ面には、液体ガスケットを薄く塗っておくことをオススメします。ここは、構造上気密漏れをしやすいので、漏れを防止する効果があります。
ピストン、及びシリンダー内部にオイルを塗布し、カムチェーンホールにカムチェーンも通しながらシリンダーを装着していきます。
カムチェーンガイドローラーを装着します。ガイドローラーがすり減っている場合は新品に交換しておきましょう。
カムチェーンガイドローラーボルトを本締めします。規定トルクは10N・m
忘れずに丸印の部分にノックピンを入れ、ヘッドガスケットを装着。これにてピストン、シリンダーの取り付け作業が終了。
ヘッドはノーマルがそのまま使えます
ここからはヘッド編。純正を再利用しますので、まずはバラしていきます。ロッカーアームシャフトセットプレートを外し、ロッカーアームシャフトを引き抜きます。
ロッカーアームを取り外します。IN、EXの両方を外し、カムシャフトを引き抜きます。ロッカーアームも再利用しますので、摩耗をチェックしておきましょう。
つづく