過去×現在×未来 ENJOY CROSS CUB! 第4回 CT110からカスタムポイントを探る!
過去×現在×未来 ENJOY CROSS CUB!
第4回 CT110からカスタムポイントを探る!
旅バイクへとクロスカブをカスタムしていく上で、モチーフとしたのはもちろんハンターカブだ。そこで、小型トレッキングバイクとして人気の高かったCT110の装備を検証してみた。




1980年から1992年まで生産されたCT110は、最小のトレッキングバイクとして世界中で愛された。スーパーカブをベースにしながらも、オフロード走行を想定して独自の装備を施し、ヘビーデューティなスタイルを構築している。走行性に関しては、ブロックタイヤでも舗装路で問題なく走れるし、ハンドリングへの影響も少なさそうだ。車重もクロスカブより軽く、取り回しはラクだ
タフな造りであることを装備類からも認識
『ハンターカブ』と聞いてまず思い浮かぶのがCT110だ。CT90の後継モデルとして1980年に登場。翌81年に国内販売が開始されたトレッキングバイクがCT110である。スタイルを見ても判るように、スーパーカブをベースとしながらも、レッグシールドはなくマフラーもアップタイプを装備。フロントサスペンションも一般的なテレスコピックを採用し、オフロード走行を意識して、17インチサイズのタイヤはブロックパターンを履く。さらにスキッドプレートも装着と、トレッキングバイクらしさを実現していた。
クロスカブをカスタムするに当たって、ハンターカブCT110の装備は大いに参考になる。そこで今回は、輸出仕様のCT110をじっくりと観察し、同時に乗り味も確認してみることにした。
レッグシールドがなくエンジンが露出しているため、クロスカブと比較するとメカニカルな印象だ。そしてスッキリしている。大量の荷物が積載できそうな巨大なリアキャリアにプラスして、ヘッドライト上部にもフロントキャリアを装備している。これだけの積載スペースがあればキャンプ道具一式もラクに積める。やはりこれくらいの積載能力はほしい。ツーリングに行ったら自然の奥深くまで入り込みたいから、ブロックタイヤとスキッドプレートもクロスカブに装備したい。
ここまでざっと装備を見たところで、試乗してみた。エンジン自体の力強さはクロスカブが上だ。したがって外装や装備の変更だけでも、ツーリング性はかなり向上すると確信した。

重量物を積載するには不向きだが、フロントキャリアが装備されていることで荷物の積載性は高い。クロスカブに装着するかは検討課題だ

レッグシールドを排除し、スキッドプレートを装備すれば、林道ツーリングも安心だ。外観的にも随分イメージが変わる

泥や飛び石などからドライブチェーンを保護してくれるチェーンカバー。これはクロスカブにもすでに装備されているので、そのまま活用する

CT110のリアキャリアはクロスカブのものに比べてかなり大型。だがクロスカブにはボックスなどの装備で対処したい

泥や飛び石などからドライブチェーンを保護してくれるチェーンカバー。これはクロスカブにもすでに装備されているので、そのまま活用する

タイヤはもちろん、ブロックタイヤに交換する。走行性に多少なりとも影響はあるだろうがオフロード走破性を高めたい
SHOP

TRカンパニー
上質な旧車を豊富に取り揃えるTR カンパニーさん。今回乗らせて頂いたCT110 も絶賛発売中とのこと。気になる方はお気軽にご連絡を!
東京都小金井市関野町1-2-6
TEL:042-386-6066
http://www.trcomp.com
第4回 CT110からカスタムポイントを探る!
旅バイクへとクロスカブをカスタムしていく上で、モチーフとしたのはもちろんハンターカブだ。そこで、小型トレッキングバイクとして人気の高かったCT110の装備を検証してみた。




1980年から1992年まで生産されたCT110は、最小のトレッキングバイクとして世界中で愛された。スーパーカブをベースにしながらも、オフロード走行を想定して独自の装備を施し、ヘビーデューティなスタイルを構築している。走行性に関しては、ブロックタイヤでも舗装路で問題なく走れるし、ハンドリングへの影響も少なさそうだ。車重もクロスカブより軽く、取り回しはラクだ
タフな造りであることを装備類からも認識
『ハンターカブ』と聞いてまず思い浮かぶのがCT110だ。CT90の後継モデルとして1980年に登場。翌81年に国内販売が開始されたトレッキングバイクがCT110である。スタイルを見ても判るように、スーパーカブをベースとしながらも、レッグシールドはなくマフラーもアップタイプを装備。フロントサスペンションも一般的なテレスコピックを採用し、オフロード走行を意識して、17インチサイズのタイヤはブロックパターンを履く。さらにスキッドプレートも装着と、トレッキングバイクらしさを実現していた。
クロスカブをカスタムするに当たって、ハンターカブCT110の装備は大いに参考になる。そこで今回は、輸出仕様のCT110をじっくりと観察し、同時に乗り味も確認してみることにした。
レッグシールドがなくエンジンが露出しているため、クロスカブと比較するとメカニカルな印象だ。そしてスッキリしている。大量の荷物が積載できそうな巨大なリアキャリアにプラスして、ヘッドライト上部にもフロントキャリアを装備している。これだけの積載スペースがあればキャンプ道具一式もラクに積める。やはりこれくらいの積載能力はほしい。ツーリングに行ったら自然の奥深くまで入り込みたいから、ブロックタイヤとスキッドプレートもクロスカブに装備したい。
ここまでざっと装備を見たところで、試乗してみた。エンジン自体の力強さはクロスカブが上だ。したがって外装や装備の変更だけでも、ツーリング性はかなり向上すると確信した。

重量物を積載するには不向きだが、フロントキャリアが装備されていることで荷物の積載性は高い。クロスカブに装着するかは検討課題だ

レッグシールドを排除し、スキッドプレートを装備すれば、林道ツーリングも安心だ。外観的にも随分イメージが変わる

泥や飛び石などからドライブチェーンを保護してくれるチェーンカバー。これはクロスカブにもすでに装備されているので、そのまま活用する

CT110のリアキャリアはクロスカブのものに比べてかなり大型。だがクロスカブにはボックスなどの装備で対処したい

泥や飛び石などからドライブチェーンを保護してくれるチェーンカバー。これはクロスカブにもすでに装備されているので、そのまま活用する

タイヤはもちろん、ブロックタイヤに交換する。走行性に多少なりとも影響はあるだろうがオフロード走破性を高めたい
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上質な旧車を豊富に取り揃えるTR カンパニーさん。今回乗らせて頂いたCT110 も絶賛発売中とのこと。気になる方はお気軽にご連絡を!
東京都小金井市関野町1-2-6
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http://www.trcomp.com